みなさん文章の書き出しをポジティブに書いていますか?
もし、ネガティブな書き出しを書いてしまっていたり、社交辞令のような挨拶から始めてしまっているなと心当たりがあるのなら、この記事を最後まで読んでください。
文章の書き出しで、相手の心を良い方向に揺さぶり、その後の文章も関心を持って読んでくれるようになる。
そんな方法を解説していきます。
書き出しをポジティブに書くべき理由
ポジティブな書き出しに変えることで、本当に効果あるの?
そう思われるかもしれませんが、例えばこんな情景を思い浮かべてみてください。
初対面の人との待ち合わせ。
笑顔で握手を求めながら挨拶をしてくる人と、腕を組みながら不愛想に挨拶してくる人。
あなたならどちらに好印象を抱きますか?
言わずもながら、多くの人は前者の人に良い印象を抱きますよね。
瞬間的に感じた第一印象は、その後の関係にもずっと影響を与えていきます。
これは、「初頭効果」と呼ばれる動きが生じていて、初対面の印象は7秒で決まり、半年間持続すると言われています。
これは、文章の書き出しも同じです。
書き出しの印象が悪いと、そこからの文章を読もうとは思わないですよね。
「ちょっといい」と思われればいい
ポジティブな書き出しと言いましたが、それってどれくらいのレベル感なの?
いわゆる超熱血系の人ぐらいポジティブに書かないといけないのと思うかもしれませんが、そんなことはありません。
ちょっといい、ちょっと嬉しい、ちょっと気になる。
たったそれだけでも、相手の関心を得られることに成功すればオッケーです。
そうすれば、その後のあなたが本当に伝えたい内容をちょっとでもいいものと感じてもらえるようになります。
逆に、書き出しで関心を持たれなければ、相手に読み飛ばされてしまう可能性があるので要注意です。
具体的なポジティブな書き出し例
ポジティブな書き出しで相手の関心を得られるようにした方がいいのはわかったけど、具体的にどんな書き出しにすればいいの?
そう思われている方も多いと思うので、ここでは相手の方とお食事に行った後の、メッセージの書き出しを例に解説していきます。
「先日はお世話になりました。大変美味しい料理で感動しました。」
一般的には、このような書き出しになると思います。
印象が悪いわけではないですが、いかにもありふれた挨拶文って感じで心は揺さぶられませんよね。
では次の文章ではどうでしょう?
「先日のお食事では初めての体験をありがとうございました。牡蠣を使ったお好み焼きなんて初めて見ました。ただ、牡蠣が入ったお好み焼きではなく、全体にうまみが広がっていて、驚きでした。」
自分で送るとなると少し恥ずかしいなと感じた人もいるかもしれません。
それでも、一緒に食事に行った人からこんな文章が送られてきたら、どうでしょうか?
すごく嬉しいですよね。
このツカミの文章のあとに、前者と後者で同じ仕事に関するメッセージが書かれていたとしても、かなり印象が違って見えてしまいますよね。
たった少しの工夫で、かなり相手の興味を掻き立て、その後の文章への関心を持ってもらえるようになります。
まとめ
この記事は、ポジティブな書き出しで相手の心掴む方法を解説しました。
文章を読む相手に、「気持ちを入れて読むか!」と思わせるためには、書き出しの2,3行が凄く大切です。
ここで相手の心を動かせなければ、全く関心を持たないまま、読み飛ばされてしまいます。
人は、第一印象の影響から離れられません。
これは文章も同じなので、書き出しこそ気合いを入れて相手の心を良い方向に突き動かしていきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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