あなたの文章は硬い、そう言われた経験はないですか?
人に言われたことはなくても、ついつい自分の文章は硬くなっちゃうなと悩んでいる人も多いと思います。
僕自身も、やわらかい文章でもっと伝わりやすくできないかなと、いつも悩んでいます。
実は、ひらがなと漢字の比率を変えるだけで、文章の印象を大きく変えることができるのです。
この記事は、最適なひらがなと漢字の比率だったり、与える印象について詳しく解説していきます。
ぜひ、最後まで読んで実践してみてください。
硬い文章とやわらかい文章の違いとは
内容の硬い文章とやわらかい文章の違いは、書く人の性格や性質の違いです。
正直、この部分は生まれ持ったセンスの部分でなかなか意識して変えることは難しいです。
「え、硬い文章は一生治らないの?」と思われたかもしれませんが、安心してください。
もう一つ、センスの部分とは別に大きな違いがあります。
これが本記事のタイトルである、ひらがなと漢字の比率です。
例えばこの記事の中に何度も出てくる、「やわらかい文章」。
僕はわざと、やわらかいを漢字で書いていません。
「硬い文章と柔らかい文章」
「硬い文章とやわらかい文章」
比較してみるとわかりやすいですが、かなり印象が違いますよね。
後者の方がよりやわらかい印象が伝わってくると思います。
ひらがなと漢字の黄金比率
読みやすい文章の黄金比率は、『ひらがな 7:漢字 3』です。
「今日は雨が降り、道は水溜まりでいっぱいですね」
この文章では、ひらがな14文字、漢字7文字で、理想の比率に近くなっています。
黄金比率と言っていますが、無理に当てはめる必要はありません、理想の基準があると認識しておいてください。
この基準から、ひらがなを増やすことで、よりやわらかい文章になるし、漢字を増やすことで、より硬い文章にすることができます。
ひらがなの強さ
見た目の印象として漢字の方が強い印象を覚えるかもしれませんが、ひらがなには別の強さがあります。
それは、相手の心に届く力、伝達力です。
ひらがなは、見た目がやわらかくて、読みやすいので、伝達力が強いです。
漢字は確かに、一文字で伝わる情報量が多くて便利ですが、心に響く文章にするためには、やっぱり、ひらがなを効果的に使う必要があります。
「有難う御座います」
「ありがとうございます」
どちらが、読んだときにうれしいかは、一目瞭然ですよね。
まとめ
この記事は、ひらがなと漢字が与える印象や理想的な比率について解説しました。
普段なんとなくで使っていた、ひらがなと漢字の使い方を工夫するだけでも、かなり文章の感じ方が変わることを実感していただけたのではないでしょうか。
黄金比率も紹介しましたが、当然これは、読み手の人柄だったり、どんな内容かで、与えたい印象は変わってくると思うので、そのときにあった比率を意識してみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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